PCとiPadを使ったオンライン学会の参加方法

この土日にオンラインで開催された学会に参加しましたが、その際にPCとiPadを使って参加したので、その方法についてお話します。

 

パソコンはZoomのみ

メインはパソコンで参加します(私はMacBook12インチを使用しています)。

メールでZoomの招待が来ているので、そのまま開いて参加します。

全画面でZoomを表示していますが、ほとんどの時間で画面共有がされているので、画面には資料と発話者の顔が写されています。

「左右表示モード」にすると、資料が右で発話者が右になり、見やすいです。

左右表示モードにしないと、資料が下にでかでかと表示され、発話者が上にちょこんと現れ、見にくいです。

パソコンで資料などを全て開くこともできますが、PCに負荷をかけすぎたくないというのと、画面が狭くなってしまうため、iPadも活用しました。

 

配付資料はiPad

配付されている資料はPDFでいただいているので、iPadで読み取ります。

GoodNotes5に読み込めば、ApplePencilを使って直接書き込むことができます。

紙の配付資料に、ペンで書き込むのとほぼ同じ感覚です。

配付資料は今回100ページ以上あったので、セクション毎にふせんをつけて「よく使う項目」に出てくるようにしたので、目次の様に利用できます。

「アウトライン」に登録してもいいと思います(終わった後に気づきました)。

アプリの詳細な説明は省きますが、色や太さを変えたり、蛍光ペンのようにマークしたり、かなり使いやすいと思います。

 

ちょっと困ったこと:配付資料にないことを書きたいとき

ちょっとだけやりにくかったのが、配付資料に基づかない話のとき、例えば配付されていないスライドについての話やディスカッションで出てきた話をメモしたいとき、少しやりにくかったです。

資料に書き込みたくても、該当箇所がないので書き込めないのです。

対策1

方法としては、GoodNotes5の「ページを追加」を使って、白紙のページを挿入して書き込むことができます。

これならApple Pencilのまま書き込めるので持ち替えなどは不要です。

しかし全体のページ数がずれてしまい、目次などから見るときにわかりにくくなります。

対策2

もう一つできるのは、別のアプリを立ち上げてテキストで打ち込むことです。

私はiPadの純正メモを使いましたが、パソコン側で使ってもいいですし、他のアプリでもいいと思います。

これであれば資料に変更を加えることなく、キーボードを使うので早く打てます。

ただし、資料と一緒に保管しておきたいときが少しやりにくいです。

PDFファイルの配付資料と、テキスト状態のファイルが別々に存在しているからです。

またパソコンにしろiPadにしろ、狭い画面にZoomもしくは配付資料が写されている状態で、もう一つメモアプリを開くので、画面はぎゅうぎゅうになります。

 

こんな感じで、オンライン学会にPCとiPadの2台体制で参加しました。

もちろんここまでしなくても、もっと気軽に参加することができるとも思いますが、折角なのでiPadの機能を使ってみました。

まだ課題もありますが、よりよい方法を探していきたいと思います。

あとはOSとアプリの進化にも期待しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。