Zoomオンライン授業をやってみて

4月から大学院生活が楽しくスタートするはずが、コロナウイルスの影響で4月いっぱいは授業が休みでした。

5月の連休明けからスタートになりましたが、授業は全てオンラインにて、Zoomを使って行うことになりました。

 

今回は大学院生として、オンライン授業2ヶ月間で感じたことを書いてみます。

あくまで私の所属する大学で、私個人が感じたことですので、あしからず。

 

通学しなくてよい

最初にして最大の影響は、通学しなくてよいことだと思います。

私の場合、歩き20分+電車15分+歩き5分くらいで、合計40分、往復では80分ほど移動だけで取られます。

そもそも外出するための準備なども含めると、相当時間がとられます。

遠方に住んでいる方はもっとかかるでしょう。

この時間が自由に使えることは、かなり生活を自由にしてくれます。

 

人と話す機会がない

直接集まって授業を受けるのであれば、仮に講義だけだったとしても、休み時間などで周囲と話す時間があると思います。

しかしオンラインでは授業前後の時間を共有できないので、「ちょっと話したい」ということでができません。

特に私は今年入学なので、同期や先輩方とは直接話す機会、今のところほぼありません。

煩わしい人間関係に疲れずにすむ、という視点もありますが、そもそも人と話す機会が少ない私にとってはデメリットが大きいです。

先生や先輩方が気を利かせてくださり、教室の交流会を何回か開いてくださり、数少ない交流の機会になりました。

 

技術的問題

Zoomの使い方については、ある程度時間が経ち皆慣れたようです。

画面共有やチャット、「反応」などの基本機能は学生も教員も使えています。

しかしインターネット回線の問題はなかなか難しいようです。

私はマンション住まいで回線速度には限界がありますが、Wi-Fiルーターを変えることで授業にはほぼ支障なくなりました。

学生寮などで暮らされている方は自分でできることにも限界があり、苦労されているようです。

 

カメラのオンオフ問題

先生からの講義が中心の授業では、カメラについては先生によって言うことが違いました。

ある先生は、カメラオフでも何も言わないので、誰もオンにしません。

聞いている側は端末だけログインさえしておけば出席できるので、服装など見た目を気にしなくてよいなど気軽に聞けます。

一方で、原則オンにするように求める先生もいます。

聞いている人の顔が一切見えない状況で話し続けるのは先生としてもやりづらいとのことです。

学生の方はオフと逆で、ある程度服装を気にしなければなりませんし、自室が見られてしまいます。

バーチャル背景もありますが、端末のスペックの問題で使えない場合もありますし、先生から背景について突っ込まれることもあります。

ゼミではもちろん全員オンなので、服装・髪型に要注意です。

 

空気が読みづらい

少人数でのゼミでは、発表者が話題提供した後参加者からの質問や意見を求められることが多くあります。

その場に集まっているゼミであれば、誰か発言しそうか、なんとなく伝わりやすく、変な間ができずにすみます。

しかしオンラインでは周りが何を考えているのかわかりづらく、発言もしづらいです。

いざ発言すると、他の人と被ってしまい、「どうぞどうぞ」となってしまうこともありました。

 

以上、私が感じていることを書いてみました。

他にも出てくれば、改めて書きたいと思います。

 

ありがとうございました。