奨学金が振り込まれました

私は今年の4月に、日本学生支援機構が行っている奨学金に申し込みました。

昨日、その初回分が振り込まれていました。

そこに至るまで、またこれからのことを書きたいと思います。

日本学生支援機構が取り扱っている奨学金については、執筆時点の私の状況なので、詳しくは公式ホームページ等でご確認ください。

奨学金を利用する経緯:私の場合

私は3月までは仕事をしていたので、多少は貯金がありましたが、2年間無収入という訳にもいかないので、日本学生支援機構が行っている奨学金を利用したいと思っていました。

入学試験に合格した10月時点で予約採用に申し込むこともできたのですが、手続きが間に合わず、4月以降に申請する在学生採用に申し込みました。

奨学金の種類:給付・貸与/有利子・無利子/金額

日本学生支援機構が取り扱う奨学金には、給付型と貸与型がありますが、給付はかなり限定的のため貸与に申し込みました。

貸与には第1種(無利子)と第2種(有利子)があります。

利子ついてまで借りたくないな・・・と思い、私は第1種のみの申請しました。

奨学金の金額は、大学生・大学院修士課程・博士課程なのかによって選べる金額が違います。

大学院修士課程の第1種奨学金は、月額50,000円か88,000円で選ぶことができます。

無利子なら金額が多くて困ることはないと思い、私は88,000円を選択。

保証人・連帯保証人がネック

奨学金を申し込む際にネックになる可能性があるのが、保証人と連帯保証人です。

連帯保証人は基本的に親、保証人は4親等以内の親族で本人及び連帯保証人と別生計の人でなければなりません。

連帯保証人は親に頼むとして、問題は保証人です。

私の家族は親族が少なく、保証人を頼めるほどの方はいなかったので、既に社会人として働いている弟に依頼することにしました。

保証人が選定できない場合、機関保証を選択することになりますが、奨学金から毎月保証料を差し引かれてしまいます。

返済する際は差し引かれる前の金額を払わなければならなくなってしまします。

今年度の流れ:コロナの影響

今年度はコロナウイルスの影響で、色々と変更がありました。

普段は大学構内で、大学職員と対面で確認しながら資料を提出しましたが、今年は大学に行けないこともあり郵送にて行いました。

日程も後ろ倒しになり、7月ごろに決定すると言われていたものの、詳細は分からないままでした。

その中で、昨日口座を確認したところ、4か月分の奨学金日本学生支援機構から振り込まれていました。

予定通り7月にいただけたのはありがたい限りですが、採用決定のお知らせもいただいておらず、本当にいいのかな?と感じてしまいます。

返還に向けて:免除と博士進学後について

修士課程での成績が優秀だと認められた場合、修士課程2年間の貸与をうけた奨学金の返還が免除になる場合があるそうです。

もちろん誰もが受けられる訳ではありませんが、ありがたい制度です。

また、博士課程に進学する場合は他のもの(日本学術振興会の特別研究員)を活用することも視野に入ってきます。

 

日本学生支援機構奨学金は多くの学生に学びのチャンスを与えるものになっている一方で、保証料や時期の問題(在学生採用の場合7月までもらえるか分からない)など、使いやすいともいいづらい部分もあります。

卒業後、博士課程に進学する場合はお金の問題はついてまわります。

研究に集中して取り組むためにも、安定した資金を得ていたいところです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。