論文投稿を目指します
昨日の記事で書いた通り、私は昨年度の一年間、大学に研究生として所属し、ひとつの研究に取り組みました。
本日その研究を、今の指導教員に見ていただきました。
内容として、まだまだ研究として完成度が足りない旨のご指摘をいただき、これから直すところです。
これを基にして、ある学会の機関誌への論文投稿を目指すことになりました。
様々な学術分野において学会が組織されていますが、学会の取り組みとしては大きく分けて2つ、大会と機関誌の発行があります。
研究発表の基本的な流れとしては、まず大会での発表で自分の研究を紹介し、それを基に機関誌への投稿を目指します。
学会発表は比較的ハードルが低く、申し込んで落とされる(発表できない)ことはあまりないそうです。
口頭で発表することで自分の研究を言語化してまとめ、参加者から客観的な意見をもらうことができます。
このことで、自分の研究をブラッシュアップしていきます。
私は6月に開催予定だった学会で発表する予定でしたが、コロナウイルスの影響で中止になってしましました。
しかし論文の投稿の場合は打って変わって、そもそも採用されるかどうかにハードルがあります。
機関誌によって違いがあるのですが、「査読」という審査を経て通過した場合にのみ掲載されます・
査読とは、学会の委員の方々が論文を審査して、掲載に足るものになっているかを審査するものです。
査読システムを採用していなくても、同じように審査をする機関誌は多いと思います。
機関誌に掲載されることは、研究者にとって大きな実績になります。
博士の学位を得るためには、査読付きの論文をいくつか掲載されることが条件になっていることが多いと思います。
私は修士課程1年の身ではありますが、論文投稿を目指すことにしましました。
目指す学会誌の締め切りが、なんと来月末で、一月半もありません。
今の段階では論文としての文字は一切書けていないですし、内容としてもまだまだ修正が必要そうです。
今年の夏休みのうち、8月は論文投稿のために頑張ることになりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
研究生という立場
私は昨年度の1年間、仕事をしながら、ある大学で研究生として所属していました。
研究生とは、正規の学生ではありませんが大学に所属することで、指導教員からの指導を受けたり、授業に出ることができるものです。
正規ではないので、終了しても学歴にはなりません。
多くの人は、その大学の大学院に進むための準備期間として通うことが多いようです。
留学生の方が日本語を勉強しつつ学んだり、他分野から来た方が学部の授業を中心に学ぶという場合があるそうです。
もちろん、研究生として所属していたからといって、それ自体が入試に有利に働いたりはしません。
私の場合は、当時仕事で付き合いがあった先生に頼み込み、1年間ご指導をいただきました。
授業に出席することもできたのですが、日中は仕事をしていたためできませんでした。
具体的な指導の受け方としては、2〜4週間に1回程度自分の研究の進捗を報告し、ご意見をいただくという形で進めました。
この1年間で大学の倫理審査をパスして調査を行い、1つの研究を仕上げることができました。
本来6月の学会で発表するはずでしたが、コロナウイルスの影響で中止になってしまい、実績としては発表したことになりましたが実際の発表は経験できませんでした。
学費は大学によって異なると思いますが、私が行ったところでは学費が半期3万円、通年で6万円です。
大学生の授業料を考えれば、破格の値段です。
他の大学も少し調べて見ましたが、20万程度とるところがありました。
これによって大学に所属することになるので、施設として図書館などが利用できます。
先生にとっては、研究生の指導など全くイレギュラーなことだったと思いますし、お忙しい中お時間をいただいてご指導にあたっていただいたこと、大変感謝しています。
私自身研究については大学生レベルの知識しか持っていませんでしたし、自分の研究も全く客観視できていなかったものを、研究のプロの視点から見ていただきました。
これを1人で取り組んでいたかと思うと、全く完成できなかったと思います。
研究生制度はニッチな制度なので、そもそも存在しない大学もあるかもしれませんし、あっても知らない方も多いと思います。
しかし研究に興味を持っていても仕事などでがっつり大学に通うことができない方々にとっては、有用な手段ではないでしょうか。
大学や先生とのつながりも必要なので、誰にでもできる訳ではないと思いますが、選択肢にはなると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
"Forest"を使って集中しよう
勉強や作業に集中したくても、ついついスマホをいじってしまう・・・
気づいたら30分、1時間とすぎてしまっていた・・・
リモートワークやSTAY HOMEが推奨される昨今、こういう状況の方は多いのではないでしょうか?
私は元々集中力がなく、ついつい横道にそれてしまうことが多くあります。
そこで"Forest-集中力を高める-”というアプリを見つけて、しばらく使ってみましたのでご紹介します。
私が使っているのはiPhone版(有料250円)で、Android版もあります。
apps.apple.com基本的にはポモドーロタイマー
このタイマーは基本的に、「ポモドーロテクニック」という方法で使うことが想定されています。
ポモドーロテクニックとは、25分間集中して作業したら5分休む、というサイクルを繰り返すことで、効率的に作業を進めようという考え方です。
このアプリでは、25分以外にも5分刻みで10分から120分の時間を設定することができます。
タイマーと同時に木を育てる
時間を測る時に、forestという名前にあるように、森に木を植えます。
木はいくつかの種類から選ぶことができますが、この種類は集中した合計時間に応じてもらえるコインを用いて新しいものを買うこともできます。
自分が集中して作業をしていれば、木がすくすくと育ち、最初に決めた時間をやりきれば立派な木が育ちます。
タイマーの途中でスマホを触ると・・・
タイマーがまだ動いている途中で別のアプリを使おうとすると、なんと育てている木が枯れてしまいます。
しかもこのタイマーは途中で中断することができず、一度キャンセルすると即座に木を枯らせてしまいます。
このときの罪悪感がすごく、一度やってしまうと、次はもう枯らせないで集中するぞ!と思うようになります。
がんばった結果が森になって見える
集中して何本も木を植えると、それが森に植わっていく様子になって可視化できます。
もちろん数字で何分集中したか、1日・1週間・1か月・1年の単位で見えます。
1年単位ともなると大森林ができていて、なかなか達成感があります。
ちょっと欠点:スマホいじり以外は自己責任
当たり前ですが、このアプリが注意してくれるのは、スマホいじりをするな!ということです。
パソコンでネットサーフィンしたり、紙の本を読み始めたり、ゴロゴロしてしまっても、タイマーは動き続け、木が育ちます。
自分のような怠け者は、スマホがなくてもサボる術を探してしまうので、そこは自己管理が求められます。
iPhoneから音楽を流し続けることはできるので、作業用BGMを流しながら使うこともできますし、内蔵の作業用の音(雨の音や虫の声など)を流すことができます。
Apple Watchで残り時間を確認することもできるので、時間を気にして結局スマホを見てしまうというのも避けられます。
孤独な戦いが続く大学院生にとっては、かわいい相棒です。
apps.apple.com
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
社会福祉協議会とはなんなのか?これから発信してきます。
社会福祉協議会という組織について、聞いたことがありますか?
私は大学で社会福祉について勉強する前は、全く知りませんでした。
通っていた中学校のすぐ隣に、地元の社会福祉協議会があったのですが、全く存在を認知していませんでした。
社会福祉協議会とは何か、語り始めると文字数がいくらあっても足りないです。
またどういう切り口から語るかによって、話し方も変わってきます。
法律上の役割、行政との関係、職員の内訳、地域による違い、ソーシャルワーカーの役割などなど。。。
私自身は大学卒業後、4年間社会福祉協議会に勤めました。
その経験を基に、今は大学院で社会福祉協議会の役割を中心に研究したいと思っています。
このブログでは、私自身の経験はもとより、学んだことも含めて、様々な側面から少しずつ話しができればと思っています。
今日の大学院ゼミで社会福祉協議会について話したところ、中国や韓国の留学生の方々にはなかなかイメージをお伝えすることができず、やはり日本独特の組織なのかなぁと感じています。
私自身もまだまだ勉強中の身ですが、発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
オンラインで発表するのは大変
今週は1週間のうちに3回も発表がある多忙な週ですが、今日はその第一弾がありました。
今日の内容は本の一部を全員が読んできて、私が代表してレジュメにまとめて発表する、という形式です。
オンラインで発表するのは今日が初めてではありませんでしたが、やってみた感想をお話しします。
相手に聞こえているか不安になる
オンラインで発表している間は、他の方々は基本ミュートにしていますので、なんの反応も聞こえません。
カメラはオンなので、画面が動いていればちゃんとつながっていることは分かるのですが、本当に聞こえているのか、自分の話だけ空回りしているのではないか、不安になります。
自分の声のフィードバックはないので、自分の声がどのように相手に聞こえているかも分からないので、無性に心配になります。
なぜかとても疲れる
画面を目の前にずっとしゃべっていると、なぜか余計に疲れている気がします。
人が目の前にいれば、どのくらいの声の大きさがいいか、相手の顔を見て反応を伺いながらできます。
しかしオンラインでは、みんなカメラは見ているのですが、それが誰への目線なのか分からないため、あまり顔を見て話せている感じがしません。
すごく疲れる気がするのは、こういう状況のため声をはってしゃべってしまうのが原因なのかもしれません。
なぜか、無性に喉が渇いて何度も飲み物を口にしてしまいました。
これを90分、週に何コマも担当している先生方は本当に大変だと思います。
解決策は?VR授業とか面白そう
今のところ、これを解消する方法は特に思いつきません。
Zoom等を使っている限り、相手の細かい反応まではわかりませんし、アイコンタクトもとれません。
これは完全に妄想ですが、VRでゼミができたらこの辺りの問題は解決するのではないでしょうか?
自分の体の動きや視線もトラッキングすることで、お互いのことがわかります。
ジェスチャーで伝えることもできるし、ホワイトボード的なものや画面共有もより見やすくなりそうです。
本当の意味で一緒にいるような感じをリモートで実現することができるのではないでしょうか?
もちろん、設備を持っている人が少なすぎる、授業に対応できるアプリがあるのか、そもそも90分頭にディスプレイ乗せ続けるのが大変など、課題は山積ですが。
最後は全くの妄想になってしまいましたが、オンラインで話すことの大変さを書いてみました。
オンライン授業が当たり前になって、この辺りの問題がクリアになるような技術が生まれるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
YouTube Premiumで作業用BGM!
私は無音環境が苦手で、勉強するときは作業用BGMを流しています。
そんな私が使っているサービス、YouTube Premiumをご紹介します。
YouTube Premiumとは?
YouTube Premiumとは、月額1,180円で利用できるYouTubeをより便利に利用できるサービスです。
使えるサービスとしては主に、①広告の非表示、②オフライン動画再生、③バックグラウンド再生、④YouTube MusicプレミアムとGoogle Play Musicの利用、⑤YouTube Originalsの視聴、の5点です。
④と⑤はほぼ使っていないので、今回は①〜③をご紹介します。
作業用BGMを流してくれるチャンネル
私が主に使っている作業用BGMのチャンネルは、BGM channelと、Cafe Music BGM channelです。
どちらも、BGMをひたすら生配信で流してくれるものと、数時間の動画でひたすら音楽をかけてくれるものです。
曲としてはインストゥルメンタルで、詳しいジャンルは分かりませんが、カフェで流れてるようなジャズやピアノ曲などです。
どちらのチャンネルもたくさん候補があるので、合わない曲があってもいくらでも選び直せます。
長さも十分なので、いちいち曲を選び直す手間もかかりません。
なぜYouTube Premiumなのか?
こうした作業用BGMを流すだけならば、わざわざYouTube Premiumに加入しなくてもみることはできます。
しかし始まる前に広告が入ってしまい、集中力を妨げられることがあります。
それに加えて、iPhoneかiPadの場合は画面を常につけておかなければなりません。
これは電池を消耗しますし、画面がつきっぱなしで気が散ります。
他のことで使おうとするとBGMが止まってしまうのも、マイナスポイントです。
学割もある
そのためだけに月額1,180円と考えると少し高い気がしますが、学生であれば680円ですみます。
大学院生でも利用できましたので、ありがたく利用させていただいています。
指定された学校でしか利用できないみたいなので、詳しくはYouTube Premiumの学割プランのページから確認していただくのがいいかと思います。
あくまでおまけとして・・・
あと、あくまでおまけですが、普段でYouTubeの動画を再生する際にも、広告なしとバックグラウンド再生ができるのは便利です。
広告が入って再生が止められてしまったり、他のアプリが使えなくなってしまったりするのは地味に不便です。
あくまでおまけで、こちらがメインではないですよ?
ということで、私のYouTube Premiumの利用方法について書いてみました。
決して安い出費ではないので、ガマンして無料で使うのもありですが、勉強の環境は整えたいと思い、しばらく使っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
奨学金が振り込まれました
私は今年の4月に、日本学生支援機構が行っている奨学金に申し込みました。
昨日、その初回分が振り込まれていました。
そこに至るまで、またこれからのことを書きたいと思います。
日本学生支援機構が取り扱っている奨学金については、執筆時点の私の状況なので、詳しくは公式ホームページ等でご確認ください。
奨学金を利用する経緯:私の場合
私は3月までは仕事をしていたので、多少は貯金がありましたが、2年間無収入という訳にもいかないので、日本学生支援機構が行っている奨学金を利用したいと思っていました。
入学試験に合格した10月時点で予約採用に申し込むこともできたのですが、手続きが間に合わず、4月以降に申請する在学生採用に申し込みました。
奨学金の種類:給付・貸与/有利子・無利子/金額
日本学生支援機構が取り扱う奨学金には、給付型と貸与型がありますが、給付はかなり限定的のため貸与に申し込みました。
貸与には第1種(無利子)と第2種(有利子)があります。
利子ついてまで借りたくないな・・・と思い、私は第1種のみの申請しました。
奨学金の金額は、大学生・大学院修士課程・博士課程なのかによって選べる金額が違います。
大学院修士課程の第1種奨学金は、月額50,000円か88,000円で選ぶことができます。
無利子なら金額が多くて困ることはないと思い、私は88,000円を選択。
保証人・連帯保証人がネック
奨学金を申し込む際にネックになる可能性があるのが、保証人と連帯保証人です。
連帯保証人は基本的に親、保証人は4親等以内の親族で本人及び連帯保証人と別生計の人でなければなりません。
連帯保証人は親に頼むとして、問題は保証人です。
私の家族は親族が少なく、保証人を頼めるほどの方はいなかったので、既に社会人として働いている弟に依頼することにしました。
保証人が選定できない場合、機関保証を選択することになりますが、奨学金から毎月保証料を差し引かれてしまいます。
返済する際は差し引かれる前の金額を払わなければならなくなってしまします。
今年度の流れ:コロナの影響
今年度はコロナウイルスの影響で、色々と変更がありました。
普段は大学構内で、大学職員と対面で確認しながら資料を提出しましたが、今年は大学に行けないこともあり郵送にて行いました。
日程も後ろ倒しになり、7月ごろに決定すると言われていたものの、詳細は分からないままでした。
その中で、昨日口座を確認したところ、4か月分の奨学金が日本学生支援機構から振り込まれていました。
予定通り7月にいただけたのはありがたい限りですが、採用決定のお知らせもいただいておらず、本当にいいのかな?と感じてしまいます。
返還に向けて:免除と博士進学後について
修士課程での成績が優秀だと認められた場合、修士課程2年間の貸与をうけた奨学金の返還が免除になる場合があるそうです。
もちろん誰もが受けられる訳ではありませんが、ありがたい制度です。
また、博士課程に進学する場合は他のもの(日本学術振興会の特別研究員)を活用することも視野に入ってきます。
日本学生支援機構の奨学金は多くの学生に学びのチャンスを与えるものになっている一方で、保証料や時期の問題(在学生採用の場合7月までもらえるか分からない)など、使いやすいともいいづらい部分もあります。
卒業後、博士課程に進学する場合はお金の問題はついてまわります。
研究に集中して取り組むためにも、安定した資金を得ていたいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。